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スターまるかじりインタビュー 

2003年3月15日号 スターまるかじりインタビュー
【第9回目】 弘田三枝子

今や日本のポップス界では無くてはならない存在の弘田三枝子さん。1961年に“パンチのミコ”“天才少女”のキャッチフレーズで「子供じゃないの」で衝撃のデビュー。その後「ヴァケーション」「すてきな16才」「想い出の冬休み」などのアメリカンポップスの日本語カバーを次々ヒットさせる一方で、ジャズ、歌謡曲と幅広いジャンルで一世を風靡。現在も相変わらずパワフルな歌声で全国コンサート、ライヴと精力的に活動をしている弘田さん。ぢゅんちゃんは、一昨年発売されたCD・BOX「弘田三枝子これくしょん マイメモリィ」のライナーノーツを書かせて頂いたり、40周年コンサートのお手伝いなど、弘田さんに可愛がってもらってます。

今回は弘田さんのポップス・R&Bライブにお邪魔し、久しぶりにお話することができました。相変わらず美しく、スタイルも抜群!やさしい歌姫でした。


R&Bの第一人者

(ぢゅん)相変わらずパワフルですね!スマートな体型で、よくあんな声が出ますね。

(ミコ)ははは。そう?どうもありがとう。R&Bは良かった?(ホールドオン、リスペクトなどを熱唱)

(ぢゅん)かっこよかったです!ミコさんもお客さんもノリノリでしたね。日本人であそこまで、完璧にR&Bを歌える歌手はいないんじゃないでしょうか。「ホールドオン」「リスペクト」は、ミコさんが33年前に発売した「ミコ R&Bを歌うVOL.1〜2」のライブレコードにも収められてましたが、初めてそのレコードを聴いたときはぶったまげました。(笑)これが、20才の歌かって。

(ミコ)そうそう、覚えてる覚えてる。あの頃はまだ日本ではR&Bって市民権を得てない時代でね、アメリカで本場のR&Bを聴いたときに「ゼッタイ日本で歌おう!」と思ったの。それで、サンケイホールでR&Bショーがあって、そこではじめて歌ったの。CDBOXの中に入ってるライブ盤(弘田三枝子これくしょんマイメモリィ)を聴いたら、すごく懐かしくてね。若かったから躊躇しないで歌ってて、自分で言うのもおかしいけど、よくそこまで歌ってたなってえらく感動しました。(笑)

(ぢゅん)今はミーシャさんとか、色んなアーティストの方がR&Bを歌ってますが、ルーツはミコさんなんですね!今度はTVでも歌って欲しいです。

(ミコ)そうね、機会があれば是非ね。

宝物

(ぢゅん)ミコさんといえば、オールディースですが、ご自分がレコーディングした中で一番好きな歌ってなんですか?

(ミコ)そうね・・・。みんな大好きだけど、1曲挙げるとしたら「リトルミスロンリー」かな。今日もライブで歌ったら、若いお嬢さんが涙を流して聴いてくれてね。私自身もこの歌を歌うとジーンとするんですよ。メロディーも詩もいいし・・・。

(ぢゅん)「リトル〜」は「ヴァケーション」のA面でしたよね。当時のミコさんのレコードは、AB面のどちらかがアップテンポでどちらかがスローテンポでしたけど、ディレクターの方もきっと、ミコさんの魅力を最大限に活かした選曲を考えていたんでしょうね。

(ミコ)そうかもしれない。声の出し方とか、ノリ方もぜんぜん違うし、いろんなパターンの歌をうたわせてもらったなーと思います。今も全国各地のライブや、オールディーズコンサートで、「子供じゃないの」とか「ヴァケーション」とか歌うんですが、お客さまが一緒に口づさんでくれるんですよ。あ・・・私には宝物がいっぱいあるんだなって。

(ぢゅん)お客さんの顔を見ていると、一曲ごとに若返っているのがわかります。みんなミコさんの歌で青春をオーバーラップさせているんでしょうね。

(ミコ)そう感じてくれたら嬉しいです。

(ぢゅん)これからの予定とかありましたら教えてください。

(ミコ)年内にアルバムを作りたいですね。ライブも好きですが、アルバムを作るのが一番好きなんです。作っていく過程が楽しいんですよ。あんな声にしてみようとか、ここはこうして歌ってみようとか、レコーディングしているうちに創作意欲がどんどん湧いてくるんですよ。

(ぢゅん)楽しみですね。これからも体に気をつけてがんばってください!ありがとうございました。

 【ぢゅんちゃんのインタビュー後の感想】

いつも気さくな弘田さん。話をしていると心が和みます。いつまでも変わらぬ歌声で僕たちを楽しませてください。

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